リサーチとは?フィールド・スペシャル・タイムチャレンジの解説

ポケモンGOのフィールドリサーチ・大発見・スペシャルリサーチ・タイムチャレンジ・コレクションチャレンジの内部的な仕組みを解説。タスク取得の分岐ロジック、報酬テーブル、リサーチストックの仕様、遭遇ポケモンの固定パラメータ、幻のポケモン重複時のアメ変換仕様まで、単純な一覧とは異なる「仕組み」に特化してまとめています。
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リサーチの3種類とは
ポケモンGOの「リサーチ」機能には、ポケストップから毎日入手できる「フィールドリサーチ」、無期限で進められる複数ページ構成の「スペシャルリサーチ」、期間限定で消滅する「タイムチャレンジ」「コレクションチャレンジ」という複数の種類があります。見た目はどれも似ていますが、タスクの取得先・期限の有無・報酬が発生するタイミングといった内部的な構造はそれぞれ大きく異なります。
この記事で分かること
このページでは、個々のタスク内容や報酬ポケモンの一覧ではなく、これらのリサーチが内部的にどう動いているか(タスクの取得ロジック・スロット構造・期限の扱い・捕獲判定の仕組みなど)にしぼって解説します。現在受け取れるタスクの一覧は「関連記事」から各一覧ページを参照してください。
フィールドリサーチのタスク取得ロジック
フィールドリサーチはポケストップを回すことで1日1回(1ポケストップにつき)取得できるタスクで、毎日0:00(ローカルタイム)にリセットされます。あまり知られていませんが、内部的には「ARマッピングタスクを所持しているかどうか」によって、排出される通常タスクのプールが2種類に分岐しています。
ARマッピングタスクの所持状況別・通常タスクのプール
| ARマッピングタスクの所持状況 | 排出される通常タスクのプール |
|---|---|
所持していない | プールA(未所持用タスク) |
所持している | プールB(所持用タスク) |
ARマッピングタスクを持っていない状態と、持ったまま同じポケストップを回した状態とでは、排出される通常タスクの内容が明確に異なります。ARタスクを持っている間だけ出現するタスクもあるため、「狙ったタスクが出ない」と感じたときは、まずARマッピングタスクの所持状況を確認してみると解決することがあります。
プレイヤー間で語られるテクニックについて
なお、プレイヤーの間では「ARマッピングタスクは通常の3枠(ボーナス込み4枠)とは別の専用枠に格納されており、所持したままでも通常タスクを満額まで受け取れる」「意図的にARタスクの所持・破棄を繰り返して同じポケストップから2倍のタスク抽選機会を得られる」といったテクニックも語られていますが、あくまで参考程度にとどめておくとよいでしょう。
大発見の報酬テーブル
フィールドリサーチのスタンプを7個集めると「大発見」を開封でき、固定報酬とランダムアイテム報酬の両方を受け取れます。
大発見の固定報酬
| 固定報酬 | 内容 |
|---|---|
| 2,000 | |
XP(経験値) | 3,000 |
ポケモン遭遇 | シーズンごとの専用プールから1匹 |
ランダムアイテム報酬について
ランダムアイテム報酬は、以下のいずれか1つのアイテムバンドルが排出される仕組みです。アイテムの抽選確率はサーバー側で管理されており、排出率は次の表のとおり目安として把握しておくとよいでしょう。
ランダムアイテム報酬の排出率(目安)
| アイテムバンドル | 排出率の目安 |
|---|---|
| 約28.3% | |
| 約18.9%(実装初期は確定枠) | |
| 約16.7% | |
| 約13.3% | |
| 約10.0% | |
| 約7.8% | |
| 約5.0% |
※リモートレイドパスが上限枚数所持時にこのアイテムバンドルが排出された場合は、プレミアムバトルパスへ自動的に置き換わります。
シンオウのいしの排出率が変動した経緯
シンオウのいしは実装当初の1週間だけ確定ドロップでしたが、その後は他の報酬と同様にランダム化されました(2018年11月)。「なぜ100%ではなく約19%前後なのか」という疑問の背景にはこの仕様変更があります。
リサーチストック(保留)の仕様
リサーチ報酬の遭遇画面で捕獲せずに「逃げる」を選ぶと、そのポケモンは捕獲せずに保留(ストック)され、後で一括して捕獲できます。このストックには次のような内部仕様があります。
最大保持上限数
内容
100匹(2018年8月のアップデートで設定)
データ構造
内容
FIFO(先入れ先出し)方式のキュー
上限到達時の挙動
内容
最も古いストックがサイレント削除される
捕獲時の出現順序
内容
最も古くストックしたポケモンから順に出現
100匹という上限数は2018年8月16日にPokémon GO公式アカウントが告知した仕様で、同月20日のアップデートで実際に適用されました。101匹目をストックしようとすると、エラーや警告の表示なしに最も古い1匹が内部的に削除されてしまうため、長期間捕獲せずに溜め込みすぎないよう注意が必要です。なお、この機能自体が非推奨(サポート対象外)とされているともいわれており、長期間の溜め込みは避けておくのが無難です。
リサーチ遭遇ポケモンの固定パラメータ
フィールドリサーチ・大発見・スペシャルリサーチの報酬として遭遇するポケモンには、野生の出現とは異なる固定パラメータが設定されています。
ポケモンレベル・個体値下限の設定値
| パラメータ | 設定値 |
|---|---|
ポケモンレベル(PL)天候ブーストの影響なし | PL15固定 |
個体値(IV)下限攻撃/防御/HPすべて | 10/10/10(最大15、216通り) |
逃走率 | 0%(捕獲率とは別パラメータ) |
色違い確率 | 基本的に野生出現と同等 |
リサーチ報酬で遭遇するポケモンは、タマゴ孵化やレイドボス遭遇時と同じIV下限(10/10/10)が適用されており、天候ブーストの影響も受けません。例外として、2024年の世界選手権記念に配布された有料タイムチャレンジでは、未告知の仕様としてPL10で排出されました(IV下限は10/10/10のまま維持されています)。
逃走率0%の活用
リサーチ報酬のポケモンは、モンスターボールから何度抜け出しても「逃げる」演出が絶対に発生しません(逃走率0%)。ただし捕獲率そのものが100%になるわけではないため、伝説のポケモンなどは何度もボールをすり抜けます。この性質を利用し、「連続でエクセレントスローを投げる」「きのみを複数個使う」といった難易度の高いタスクを、捕獲困難な1匹に対して安全に何度も挑戦することで確実に消化できます。
スペシャルリサーチの構造とブロッキング仕様
スペシャルリサーチは、ポケストップからは入手できず(フィールドリサーチのスタンプ対象にもなりません)、複数ステップ(ページ)にわたって進める専用の構造を持っています。各タスク達成時とステップ全達成時の両方で報酬が発生し、一度受け取ったタスクを破棄することはできません。
「完了するまで無期限」という期限の扱いについて
最大の特徴は、公式ヘルプで明記されている「完了するまで無期限で残る」という期限の扱いです。期間限定のスペシャルリサーチであっても、期限があるのは「受け取り(購入)」のタイミングのみで、一度受け取ってしまえばいつまでも完了できます。これは、指定期間を過ぎると進捗ごと消滅するタイムチャレンジとの決定的な違いです。
ロケット団ボス系の月次ブロッキング
サカキなどロケット団ボス系の月次スペシャルリサーチは、前月分を完了しないまま新しい月を迎えても自動的に削除・差し替えされるわけではありません。実際に起きているのは、前月分の未完了リサーチが残ることで新しい月のリサーチの配布自体がブロックされる「ブロッキング」という挙動です。特に1ページ目より先に進んでいる場合は、完了しない限り新しいロケット団スペシャルリサーチを受け取れません。
タイムチャレンジ・コレクションチャレンジの構造
タイムチャレンジ・コレクションチャレンジは、どちらも「今日のまとめ」タブで進捗が管理される期間限定のリサーチです。スペシャルリサーチとは異なり、設定された期日を過ぎると未受取の報酬ごと進捗が完全に消滅します。
タイムチャレンジの仕様
期限フラグ
内容
期日経過で進捗・未受取報酬ごと消滅
進行構造
内容
複数ステップ/単一ページ
リワード付与トリガー
内容
各タスク+ページ全達成時
メダル連動
内容
なし
コレクションチャレンジの仕様
期限フラグ
内容
期日経過で進捗・未受取報酬ごと消滅
進行構造
内容
対象ポケモンのリスト埋め
リワード付与トリガー
内容
リスト全埋め時
メダル連動
内容
エリートコレクターメダルに加算
カウント対象の判定ロジックについて
コレクションチャレンジの対象ポケモンには、求められるアクション(捕獲・進化・タマゴ孵化・交換・シャドウ捕獲/リトレーンなど)を示すアイコンが個別に設定されており、サーバー側で厳密にアクションの種類が識別されています。進化アイコンが付いたポケモンは進化でしか、タマゴアイコンが付いたポケモンはタマゴ孵化でしか、それぞれカウントされません。
一方で、アイコンが付いていない「通常要求」のポケモンは、野生・レイド・フィールドリサーチでの捕獲画面を経由するものが対象になります。ただし、一部のイベント期間中はレイドボスでの捕獲がカウント対象外になることもあるため、可能であれば野生での捕獲を優先しておくと安心です。
幻のポケモン重複時のアメ変換仕様
ミュウ・セレビィ・ジラーチ・ビクティニ・メロエッタなど「1アカウント1体のみ」に制限される幻のポケモンは、GOフェス等で先行入手済みのアカウントが、後日全ユーザー向けに配布された同じスペシャルリサーチの最終エンカウントに到達しても、2体目としては受け取れません。この場合、ポケモンの実体の代わりに、そのポケモンのアメへ自動的に変換されます。
変換されるアメの個数は現行仕様で20個です(GOフェス2020のビクティニなど2019〜2020年頃の一部初期イベントでは10個だった例もあり、時期によって変動してきました)。トレーナーレベル40以上の場合は、通常のアメに加えてアメXLも内部確率でドロップします。
色違い個体は対象外
なお、色違いミュウ・色違いジラーチなどマスターワークリサーチで入手できる色違い個体は、通常個体とは別ID(別フラグ)で管理されているため、この重複制限フラグの対象外です。通常の個体を先に持っていても、色違い個体は2体目として問題なくエンカウント・捕獲できます。
